76th.浅間ミーティング コンクールデレガンスのバイク達
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〜 戸井田さんのレポートです 〜


ホンダ CR80RA 改 79cc 1979年

オーナーのMさんは、クラブマンレースではおなじみのお方。ご自身がレースで使っている車両を持ち込んでくれました。

レーシングマシンは細かいパーツが美しいですよね。アジャスター付きのブレーキレバーとか。
スプロケットやハブのシンプルで美しいこと。私が乗ったらあっという間につぶれちゃいそうに繊細。(笑)
デモラン中の表情が何やら緊張気味だったので、後から聞いたら、走る前のエア圧調整を忘れたため、冷や冷やもんで走っていたそうです。やっぱり繊細だなあ。
スズキ GP125 124cc 1981年

同年式のGP125が2台。青い方は71thのデレガンスに出ていたもの。その時には「こんなマイナーなバイク」見たいな事を書いていたのは私です。(笑)
今回はスズキ2ストローククラブのステッカーを貼っての再登場。ロータリーディスクバルブ14psのパワーはオーナーの帽子を飛ばすほど。(実はこのオーナーさん。私が浅間で最初に知り合った方のお1人。)
GP125カタログと同じグラフィックのもう1台。
こちらのオーナーさんも、浅間のデレガンスでは毎回登場してくれていただいている方で、珍しいオートバイをいつも見せてくれています。

それにしても、調べ直そうと思ってGP125でググったら、私の古いblogがいきなりヒットして苦笑。バンタムの資料は山ほど出てくるのにねえ。
ヤマハ DT125R 124cc 1993年

毎回、ミーティングのお手伝いをしてくれているS嬢の忠実な足。今はもう国内じゃ手に入らない2スト水冷モデル。中軽までの下りの渋滞では最速を誇る。伝説のバイクとライダー。(笑)
いつも元気をありがとう。

それにしても排ガス規制は何とかクリア出来ないんでしょうかね?また2スト思いっきりぶん回してみたいと思うのは私だけ?
ホンダ CBX125F 124cc 1993年

空冷4ストローク4バルブDOHC単気筒のJエンジンに、放射状にバルブを配置したRFVCシステム搭載。その上、短気筒なのにツインキャブ。この後期型、中低速重視のモデルでも15馬力もでます。
さらにセパハンにカウル。6速ミッションに当時のホンダのトレンドであるブーメランコムスター。と、結構気合いの入ったモデルでしたね。

でも、このキャブ。調整が難しく。スペック通りの性能が出ている個体は殆ど無いと言われてました。ま、その点では、ヤマハもスズキのシステムも似たようなものだったんだけど。
ホンダ CB125T 124cc 2001年

CB125Tと言う名称の、4スト2気筒モデルの生産期間は1968年から2003年まで実に35年にも及びます。という事はCB92の後の2気筒125ccはずっとCB125Tだったんですね。

その間にフルモデルチェンジが2回。マイナーチェンジに至っては何と12回という長寿モデル。
その間、常にフラッグシップモデルに似たグラフィックがあたえられていたので、4フォアみたいだったり、ホークっぽかったり、デレガンスに参加したモデルは、ステップ周りやタンク周りはCB750FとCBX750の中間みたいに見えますね。

これも結局は騒音規制という法律の壁に阻まれて生産中止になります。
ヤマハ HS-1 改  89cc 1970年

この何とも不思議なステアリング機構を持つHS-1はオーナーのアメリカ人のアイデアによるものなのですが、こんなものを作った経緯を伝え聞いたところ、自転車事故で無くなった娘さんの事故原因が2輪のステア機構にある。と考えた事が始まりだったそうです。

会場では「何でこんなものを思いついたの?」と言う質問ばかりに疲れたためか、「やってみたかっただけだよ!」なんて言ってましたが。

曰く、普通のハンドルだと、操作した方と逆に車体が動く。これは危険だ。何とかしなくては。と考えて出来たのがこのシステム。

通常と違い、ハンドルバーの上下運動がステアリングの左右の動きになります。それも通常とは逆の方向に。
言葉で説明するのは難しいのですが、走行中の写真を見ていただくとステアリングは右に切れているのに、ハンドルバーは左が下がっているのがわかりますか?

彼は、この方が自然で安全だと主張しているわけです。そして日本の2輪メーカーに、ベンチャーとして売り込みに来たようなのですが、結果はご想像の通りだったみたいです。

でも、素晴らしいのはその動き。触らせてもらったのですが、動きにバックラッシュなど皆無。これは素晴らしい。詳しくはわからないけど、何らかのベベル機構かカムかで動かしているのでしょうが、とてもそうとは思えないほどスムースに動いたのにはビックリしました。
BMW R100RS 980cc 1983年

特別参加はクシタニ・忠さんのBMW。新車から30年55万キロ走ったR100RSです。エンジン本体は30万キロ時に交換したものの、駆動系などは定期メンテのみ。洗車は一度もしたことが無いので有名。
実は15年ほど前に事故に遭って、車体は大手術。アッパーカウルは交換する羽目になっちゃいました。その時は新品にプラサフ吹いただけの姿で登場。

どうしたの?と聞いたら、「まいったよ。」と言いながら経緯を話してくれました。何で下地のまんまなの?と聞いたら。「ここだけ綺麗じゃ変でしょよ。」とのお返事。
実はそのまま15年。未だに下地のまんまだけど。そこが一番綺麗だったりしてます。
クラウザーも日焼けするんだと教えてくれた1台。
洗って無くても結構手は入っていて、油温式のグリップヒーターは有名。

実は忠さん。もう1台新車から一度も動かしていない同モデルを保管してあります。本人は「定年退職したら動かすんだ。」と言ってるんだけど。もうとっくに定年でしょうが。

「未だに使ってくれるんだから、ありがてえこったよ。」と笑ってました。

プレスライダー出身のお洒落な忠さん。いつまでもお元気で。

ここで終わりにしようと思ったんだけれど、どうやら皆同じところで記念写真を撮ってるみたいなんで、最後に私も参加する事にしました。
おしまい。


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